レッドベリル：石言葉＝『洞察力』『癒し』『浄化』
【目標を達成するため、最善の選択が出来るように導く宝石】

「我が名は“脚無の大蜥蜴”アピアドゥーサ！全てを統べる魔王イブリース様に仕えし、バジリスクの魔将なり！」
「この冷気は……戦場に居るな、我が好敵手よ。よし、我ちょっと挨拶(とつげき)しに行って来る」
「……ぁ……まおー、さま……さいごま、で、いられ…………ごめ……な、さ…………」


彼女の本名は“脚無の大蜥蜴(あしなのおおとかげ)”アピアドゥーサ。
元々は魔動機文明時代の後期に純粋なバジリスクとして生を受け、
後に【全てを統べる魔王イブリース】と呼ばれるディアボロに長らく仕えた魔将の一人であった。

その二つ名は魔物化した姿が一般的なバジリスクと比較してもなお胴太短足の異形であった事と、
敵軍のど真ん中に突撃or潜入して、その巨体により後衛の射線を遮りつつ毒血をばら撒き、
操霊魔法と消散の邪視を用いて敵の陣形や策を『足場から無に帰す』戦法を多用した事が由来である。

また《モノポーン／モノキングダム》という陣形を組む魔法生物にも関心を持ち、
「本来のルール、あるいは『駒の指し手(プレイヤー)』となる術式を解明できれば」
「複数隊のモノキングダムを魔王軍の戦力として組み込めるのでは？」と研究していた。
自由に操作できる実寸大のゲーム駒が欲しかったとも言う。

普段は赤色の瞳だが、邪視の発動時や魔動機術などの光源を受けると緑色に輝く、
逆変色するアレキサンドライトのような宝石眼を持つ……が、周囲にとっては上記の戦法が余りに印象強かった様子。


そして【竜王】と呼ばれた蛮王を相手取った大陸の覇権を賭けた決戦の最中、
アピアドゥーサはその巨体を自ら貫かせる形でかの蛮王が振るう魔の牙を封じ、勝利に貢献。
敬愛する主に看取られながら息を引き取った……

――――はずだった。

気付けばそこは異界ドリフト。
成人直後まで若返り、魔物化も出来ないウィークリング同然の肉体で彼女は再び目を覚ました。
自分は死んだのではなかったか？魔王様は、他の皆はどこに？
何より竜王はちゃんと倒しきれたのか？我が好敵手はどうなった？
自分が脱落した後に、魔王様達は無事だったのか？

疑問はさておき折角の機会、改めて鍛え直すのも一興とアピアドゥーサは割り切った。
ラクシアに帰還した暁には、今度こそ最期まで共に戦い抜こうと心に誓い。
後に再び“脚無”と呼ばれるピアはまず第一に温かい布を手に入れようと決意したのだった。
そして魔王様と再会した際は迷いなく飛びついた模様。

・［石化の邪視］：Bランク（瞳石の色＝赤色）
［石化の視線］と同文。
・［消散の邪視］：Bランク（瞳石の色＝緑色）
射程／形状／対象＝10ｍ／起点指定／1体
MP-6点を消費して補助行動で使用可能。
冒険者Lv+精神ボーナスで対象と精神抵抗を行い、
勝てば相手に掛かっている一時的な効果をランダムに1つ失わせる。
・△［操像の邪視］：SSランク（瞳石の色＝逆変色）　
　抵抗/任意
　→この邪視は、対象によって[1]と[2]どちらかの効果を選ぶことができます。

B
[1]"像"を作成し、対象に5点の必中、確定ダメージを与えた後、消える。10m/起点指定　対象1体
[2]対象の防護点+2。10m/起点指定　対象1体　3分（18R）

A
器用or生命　10秒（1R）+6　10m/起点指定　対象1体

S
射程/形状:30m/起点指定

SS
[1]"像"を作成し、対象に15点の必中、確定ダメージを与えた後、消える。
[2]器用or生命+12　防護点+5　30m/起点指定　3分（18R）

※【高揚の邪視】と同時に使用は不可能。

・【☓】［アイテム収納］
「武器・鎧・盾・装飾品」を除く「用法：ー」のアイテムを補助動作で収納。
一度アイテムを収納すると再び取り出せず［魔物化］時にのみ使用できる。

・【☓】［コア耐久増強］
コア部位の防護点+1、最大HP+5。

・【☓】［コア耐久超増強］
さらにコア部位の防護点+1、最大HP+5。

・【☓】［コア耐久極増強］
さらにコア部位の防護点+2、最大HP+10。

・【☓】［部位耐久増強］
その他部位の防護点+1、最大HP+5。

・【☓】［部位耐久超増強］
さらに部位部位の防護点+1、最大HP+5。

・【☓】［部位耐久極増強］
さらに部位部位の防護点+2、最大HP+10。

・【◯】［魔将の慧眼］
フィジカルマスターLv+敏捷ボーナスで先制判定できる。

・【◯】［邪視変異Ⅰ］
［石化の邪視］は対象を鉱石や半貴石（緑柱石）に変えるようになる。
［■■の邪視］をBランクで習得。
・【◯】［邪視強化A／＊＊］
Bランクで習得している［＊＊の邪視］をAランクの効果で使用できる。
［■■の邪視］をAランクに昇格。
・【◯】［邪視強化S／＊＊］
Aランクで習得している［＊＊の邪視］をSランクの効果で使用できる。
［■■の邪視］をSランクに昇格。
・【◯】［邪視強化SS／＊＊］
Aランクで習得している［＊＊の邪視］をSランクの効果で使用できる。
［■■の邪視］をSSランクに昇格。
・【◯】［邪眼追加］
［部位:邪眼］を追加で1つ獲得する。
［石化の邪視］と［＊＊の邪視］を1手番に1回ずつ使用可能。

・【☓】［魔法使用］
［部位:邪眼］が主動作でコア部位の習得している魔法を行使可能。
MPも［部位:邪眼］から消費されるが、いずれかの部位が魔法を行使した手番中、
それ以外の部位は魔法を行使できない。

・【☓】［巨大な身体］
%%頭部・邪眼」部位の回避力+2。「胴体」部位のHPが0以下で無効化。

【付与術師（エンチャンター）】
①宝物鑑定判定［知力］
②魔力付与判定［知力］
武器や物品の魔法の力を付与するための判定（1日〜1ヶ月）。
「魔法の武器+1」「妖精の武器」「魔法の鎧+1」「アビス強化」および、
「制作時期：現代」の魔法のアイテムを作製できる。
判定を行う際には、材料費として強化に必要な価格の7割を支払う必要がある。
（ただし、再挑戦の際は改めて消費する必要はない）
【彫刻家（スカルプター）】
①登攀判定［敏捷］
②異常感知判定［知力］
③彫刻制作判定［器用］
石像や木彫を制作するための行為判定。
作品の大きさ、デザインの複雑化・繊細になるほど
判定の目標値が上がり、所要時間も延びる（1日〜1年、GM判断で決定）。
④宝物鑑定判定(価値限定)［知力］
品物や道具を10分（60R）調べ、その価値を知るための判定。
（達成値-4のペナルティを受けて所要時間を一瞬で行うことも可能）
目標値以上の達成値でそのアイテムの価値（基本取引価格）がわかる。
ただし、スカルプター技能では用法・効果を知ることはできない。
《一般技能Lvボーナス》
・付与術師Lv5＝魔力付与判定+1
・彫刻家Lv5＝彫刻制作判定+1