容姿・経歴・その他メモ

身長

168

体重

73

髪

金

瞳

金

肌

意外と焼けてない人肌色

経歴

[蛮族]一族が人族に恩がある
特定の異種族を好んでいる
「負けず嫌い」と評されたことがある

マーマンのウィークリングの少女。
彼女のいるマーマンの集落は珍しく人族との関わりが深く、今も人族の残した遺構を利用して縄張りを維持している。
そのため人族に近い姿をしたウィークリングへの差別は小さく、驚かれつつも「利用価値がある」と見做されて他の子供達と変わらずに育てられてきた。
とはいえ目的あって育てられてきただけあり箱入り娘な状態であり、あまり危険なことに遭遇したことはない。
（実際に遊泳能力の差があるため海中では群れの動きについていくことが難しく、同行させるリスクが大きいというのも大いにある）
陸上での戦闘に関して言えば、その実力はマーマンの中でも決して劣らない。

現在、彼女の所属するマーマンの集落は周囲のギルマンの勢力が大きくなる中で移動を迫られつつあり、そんな中で生まれた「人族に近い子供」である彼女は人族の組織に繋がるための存在として大きく期待されている。
彼女は自身がマーマンとしては未熟なことを解っており、自分の力を認めて欲しいと思っている。それは自分が象徴として扱われることとは矛盾しないはずだと。
しかし、彼女が最も愁いを抱いているのはそのことではない。自分を生んだがために長に使命されてしまった父親である。
妖精魔法を嗜むのも、少しだけとはいえ魔動機術が使えるのも、全ては自身が個として劣っていないことを示すことで父親が長に選ばれたことを皆に誇ってもらいたいから。
そして審判の時、彼女は自ら人族と寄り添うことを申し出る。彼らの中で役に立つことで誰から見ても父に失態がなかったことを証明するために。
今回の命名はラギアクルスから。濁点まで位置が滅茶苦茶なので判ったらすごい
部族から自身に寄せられている期待は必要なことであり「ウィークリングとして生まれた自分の特権」として許容している。
数百年の時を経た今でも語られる「人族の街並み」を想像しながらその時を待ちわびつつも、それはそれとして部族や今の居場所には愛着があり、なかなか外に出られないことからいつまで経っても決意を固める機会を得られないでいた。

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