容姿・経歴・その他メモ

名前：マルシア・ガランサス（愛称：マーシャ）
牙名：雪交の牙(スノーイ・ファング)
身長：約157cm
体重：約50kg
髪色：金色
瞳色：翡翠色
肌色：白色


「ボス、ボス！修行が終わった！今日は蛮族を4匹も斃したよ！褒めて、撫でて！ぎゅって抱いてっ！」

女神フルシルの信徒であり、成人したばかりの人間の少女。
6年前に命を救われ、復讐という標と冒険者の業という力を与えてくれたベル・アミニオンを『ボス』と呼び慕っている。
外見以上に幼い言動が目立ち、表向きの実働部隊にはあまり参加しない事もあってか『後方支援を主とする下積み補充要員』として
一般的な冒険者からは見られており、中には本人が否定しないのを良い事に『猟犬のお手付き』と揶揄する者もいるとか。


「故郷の、家族の、友達の仇を討ったとして。復讐が果たされたその後に、何を標に生きれば良いのか分からない」
「何よりも、生きる術を私達に教えてくれた人が、どこかへ消えてしまう事が、死ぬより怖い。見捨てられるのが、怖い」

――その実態は6年前からの厳しい修練を経て、“雪交”の名を与えられ潜伏している《牙(ファング)》の一人。
天真爛漫に見えるのは、単に躁鬱の躁状態のまま喜怒哀楽の感情を表出しているだけで、復讐という標で均衡を保っている状態。
元はフルシル神殿の前に捨てられていた孤児であり、神官である養母（スノードロップの長命種メリア）によって育てられていた。
しかし6年前のクドラク襲撃によって神殿は陥落。抵抗していた高位の神官や保護されていた子供達はそのほとんどが蛮族に拐かされ、養母に庇われ脱出したマルシア含む数人だけがベル・アミニオンによって救出された経緯を持つ。

彼女にとって“復讐”とは【浚われた家族を取り戻す、それが叶わなくともクドラクは必ず討つ】事である。
共に血と汗を流しつつ切磋琢磨した《牙》、そして《欠けた牙細工(チップドファング)》達の事は兄弟姉妹のように思っているが、
同時に自分を含めた全員は牙という名の消耗品であるとも考えており、各々が落命してもその屍を踏み越えて進む覚悟を固めている。

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