容姿・経歴・その他メモ

身長

103

体重

23

髪

金

瞳

緑

肌

乳白色

経歴

敵対する者がいる（いた）
のめり込む趣味がある
大恋愛をしたことがある

「パトリシア・ディケイド。親しい人はパットって呼ぶわ、まあ好きに呼んでね」
「世界はね、幸せで満たされてる必要があるのよ。アイツの愛が祝福されない場所であるなんて許せない」
「貴女、恋してるわね！　任せなさい、貴女の幸せプランニングしてあげる！」

　グラスランナーには珍しい色素の薄い白い肌と金の髪を持ち、癖の強い髪をセミロングに下ろしている。
　物言いは少し高飛車なところがあるが、人懐こくて面倒見のいいタイプ。


　ラクシア大陸を好き勝手に旅して廻るグラスランナーの一人だが、彼女の旅には普通のグラスランナーにはない目的がある。
　他者を幸せにする事、その為に人の恋を成就させる事。彼女はその為に大陸を駆けまわっている。

　彼女はかつて旅の最中で一人の男性の事を好きになったが、同時期にその人を好きになった女と盛大に恋の鞘当て戦争を繰り広げ、最後には敗北して身を引き、二人の愛を祝福した。
　大恋愛の末に嫉妬と恋心、そして人の幸福を願って送り出した経験は、彼女の人格形成に大きな影響を与えた。

『誰かを幸せにするって、人の恋を成就させるって、すっごく楽しい！』

　かくして自由人の旅人は愛の伝道師として生まれ変わって東奔西走し、あらゆる地であらゆる愛を加速させてきた。
　他者の幸福の為に自分を賭す生き方が神の御許にさえ届きライフォス神より言葉を賜るに至るほどに。

　……やりすぎて身分、種族、性別の垣根を超えた愛を応援しすぎ【虹色の退廃】をもたらす者としていくつかの地で警戒されているのはやはりグラスランナーの奔放さゆえだろうか。

　なお今は、計画性のない旅の中で路銀に底が見えてきたため、通りかかったユーシズ魔導公国で愛の伝道師をしながら路銀稼ぎをせんがために金糸雀の微笑亭に一時滞在している。



　彼女自身に幸福が訪れるのは、果たしていつになるのであろうか――――

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