特殊能力

●全身

[常]魔動機

　毒、病気、精神効果属性無効

●胴体

[常]光束

　光束による攻撃は「射程：３０ｍ」の射撃攻撃として扱います。また、与えるダメージは魔法ダメージとなります。

[主]強力充填

　収束光城砲の発射に備えてエネルギーを収束させます。（《狙撃》と同じような処理）

[主]収束光条砲／１９（２６）／回避力／消滅

　出力を高めた光束を収束させて放つことで威力を強化し、貫通する光条を照射します。
　光束による攻撃が「射程／形状：３０ｍ／貫通」になり、打撃点が「＋１０」点されます。また、「[常]防御膜展開」によって張られている防御膜と同じ属性を持ちます。
　この能力を使用すると、防御膜が消滅します。

[常]ターゲッティング

[常]防御膜展開

　「炎」「水・氷」「風」「土」「雷」のいずれかの属性の物理ダメージ・魔法ダメージを受けると、直後、その属性に対する防御膜を貼ります。防御膜が張られた状態では、すべての部位はその属性によるダメージや不利な効果をいっさい受けません。
　新たな防御膜が張られたら、それまでの防御膜の効果は失われます。
　戦闘開始時は炎に対する防御膜を展開しています。

●右腕

[常]複数宣言＝２回

[宣]全力攻撃Ⅱ

　打撃点を「＋１２」点して、回避力判定に－２のペナルティ。

[宣]薙ぎ払い

　近接攻撃を任意の３体までに与えます。同時に、打撃点が－３されます。

●左腕

[主]シールドガード

　盾で自らの身を護ります。１Ｒの間、自身のすべての部位（「触手」を除く）に対する近接攻撃・遠隔攻撃の対象を、[部位：左腕]に変更します。複数の部位を対象にする攻撃や、魔法、特殊能力に対しては効果はありません。

●脚部

[常]攻撃障害＝＋４・なし

　大きさが攻撃を妨げます。
　[部位：頭部]及び[部位：胴体]は、近接攻撃に対する回避力判定に＋４のボーナス修正を得ます。
　[部位：脚部]のHPが０以下になると、この能力は失われます。
　また、[部位：触手]が持つ特殊能力「[常]天井走り」とは効果が重複しません。（近接・遠隔攻撃のそれぞれに対するボーナス修正が、より効果が高いほうを優先します）

[常]踏み倒し／１９（２６）／生命抵抗力／消滅

　蹴りの攻撃が命中した対象は、その場に転倒します。キャラクターは望むなら生命抵抗力の判定の代わりに腕力判定（⇒『Ⅰ』122頁）でこの効果に対抗しても構いません。

●触手

[常]天井走り／攻撃障害＝＋Ｘ・＋Ｘ

　３本の触手での立体的な起動が攻撃を妨げます。
　[部位：頭部／胴体／右腕／左腕]は、近接攻撃に対する回避力判定に「＋２×残っている[部位：触手]の数」のボーナス修正を得、遠隔攻撃に対する回避力判定に「＋１×残っている[部位：触手]の数」のボーナス修正を得ます。
　残っている[部位：触手]の数が１以下になると、この能力は失われます。
　また、[部位：脚部]が持つ「[常]攻撃障害」とは効果が重複しません。（近接・遠隔攻撃のそれぞれに対するボーナス修正が、より効果が高いほうを優先します）

[常]無限関節

　[部位：触手]による攻撃は、最大で「射程：２０ｍ」まで届きます。
　また、複雑にうねる挙動によって、[部位：触手]に対して《カウンター》や、それに類する能力を試みる際は「－２」のペナルティ修正を受けます。

[常]限定行動

　すべての触手で異なる行動をします。
　なんらかの理由で同じ行動しか取れなくなった場合や、何も効果を表さない行動しかできなくなった場合は、代わりに通常攻撃を行います。

[主]地獄掴み／２０（２７）／回避／消滅

　命中した対象に「２ｄ６＋２０」点のダメージを与えた上で、首や口を掴んで呼吸を阻みます。
　この能力が命中した対象は、この部位が何らかのダメージを受けてHPが１以上減少する瞬間まで捕まれ続け、移動及び発声を必要とする行動ができなくなります。
　触手に掴まれた状態のまま手番を終えると、窒息により１０点の確定ダメージを受けます。

[主]足払い／１８（２５）／回避／消滅

　同じ乱戦エリア内にいるランダムな３体のキャラクターを対象に足払いをします。２足歩行ではないキャラクターや、足が地面についていないキャラクターは、回避力判定に自動成功します。
　この能力が命中した対象は、「２ｄ６＋２０」点のダメージを受けた上で、その場に転倒します。

[主]ガラクタ薙ぎ払い／１６（２３）／生命抵抗力／半減

　周囲にあるガラクタを触手で払い飛ばし、「射程：５０ｍ」以内にいるすべてのキャラクターに物理ダメージを与えます。
　距離が離れるほどにダメージが減衰します。

０ｍ～１０ｍ：２ｄ６×５
１１ｍ～２０ｍ：２ｄ６×４
２１ｍ～：２ｄ６×３