【ケルガ式暗器投擲術】
(ケルディオン大陸(各密偵ギルド))- 入門条件
- 50名誉点
投擲武器は古くより暗器として用いられる武器の1つです。
一方、投擲武器は武器としての規格が戦闘において物足りず、特に密偵たちにとっては痒いところに手が届かないものでもありました。
その中で「ケルガ」と呼ばれる密偵ギルドが投擲に関する実戦的な暗殺術をまとめたことからこの流派が発生しました。
現在は裏社会から足を洗い、主に冒険者として戦場に立つ者を相手に集積した技術を提供しています。
ただし、この技術は投擲型の暗器を扱うに適したものであることに変わりはないため学びを乞うためには相応の人格と人望を要求されます。
流派装備
設定なし
秘伝
《クイックスロー》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独立宣言型
- 前提
- 《スローイング》
- 限定条件
- 〈投擲〉または投擲可能なアイテム
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 補助動作で投擲を行う
- 効果
この秘伝を宣言した手番中1度だけ、補助動作で投擲攻撃を行うことができます。
このとき命中力判定は行わず達成値は「0」として扱い、これに対し回避を試みる場合にも回避力判定を行わず自動成功として扱います。
(要は抵抗:任意の魔法などと同じ処理をします)
コメント:主にポーションボール投げる用です
これに対して《シャドウスチール》を宣言し宣言特技枠2つで回避を下げることは可能です
……可能ですが、それなら普通に投げた方が適当でしょう
《シャドウスチールⅠ・Ⅱ》
- 必要名誉点
- 20/30
- タイプ
- 《囮攻撃》変化型
- 前提
- 《囮攻撃Ⅰ》(~Ⅰ)/《囮攻撃Ⅱ》《シャドウスチールⅠ》(~Ⅱ)
- 限定条件
- 〈投擲〉
- 使用
- ー
- 適用
- 1回の投擲攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 当たれば威力表算出の出目を+1、外れれば回避力にペナルティを与える
- 効果
この秘伝による攻撃の命中力判定では−1のペナルティ修正を受けます。
命中時にはそのダメージ算出の出目を+1(必殺攻撃と同様)し、命中しなかった時には10秒の間攻撃対象の回避力に−1のペナルティ修正を与えます。
この出目の加算は《露払い》など(#1の効果)とは重複しません。《〜Ⅱ》
命中時に更に最初の威力決定時の2Dの出目を+2(クリティカルレイと同様)する効果を加え、命中しなかった時のペナルティ修正を−2に変更します。
この出目の加算はクリティカルレイなど($+の効果)と重複します。
《ディアルスロー》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《両手利き》および《武器の達人》or《武器習熟SS/投擲》
- 限定条件
- 〈投擲〉
- 使用
- ー
- 適用
- 〈両手利き〉による1対の投擲攻撃
- リスク
- 回避力・生命抵抗力・精神抵抗力に-1、かつ選択した宣言特技のリスクを2回ぶん
- 概要
- 指定した宣言特技を両手ぶんの投擲攻撃両方に適用する。ただし攻撃対象は両方同じであること
- 効果
この秘伝を宣言した場合、効果の適用される攻撃では必ず同じ対象・同じ部位を攻撃しなければなりません。
宣言時にその攻撃に使用できる宣言特技(自身が習得しているもの)を1つ選択し、2回の攻撃両方にその効果を与えます。
選択した宣言特技がリスクを伴うものの場合、この秘伝自体のリスクに加えて選択した特技のリスクを2回ぶん受けます。(結果、1回しか攻撃を行わなかった場合でも必ず2回ぶんのリスクを受けます。)
また、この秘伝は選択する宣言特技が異なる限り重複して宣言することができます。
コメント:【ファイステラン古流ヴィンド派(相剣の型)】にある秘伝《乱風・双手分撃》の亜種と思ってください。
1回の宣言で追加で2回分の宣言特技を疑似使用できるものであり、リスクもそれら全て(この秘伝ぶん+選択した宣言特技2回ぶん)受けます。