容姿・経歴・その他メモ

身長

148cm

髪

白

瞳

赤

肌

白、焦げた部分は黒

経歴

子供の頃に家出をしたことがある
大切な約束をしたことがある
師と呼べる人物がいる

「……儂ァ、オウファン。西区にある"黒熱(イグナイト）"っちゅう工房で、鉄を打っておる。好きに呼べェい」
「お前さん……良い"熱"を持っておる。儂は、そういう奴が好きだ」
「儂らはな、ダークドワーフだ。人族から離れ、バルバロスから炎を盗んだ。……信じるのも信じられるのも、簡単じゃァねぇ。……だからこそ、見るのは"熱"だ。"熱"は裏切らねェ」
「あァ……？新顔か。……武器を見せな。本でもなんでもいい、大切にしてるモンを見せな。受けるかどうかは、そいつを見てからだ」



　ダークドワーフの鍛冶師の男性。
　頑固で、一途で、職人気質という、所謂「職人の爺さん」らしいドワーフである。

　オウファンは通常のドワーフとは違うことは公言はしていないが、隠しているわけでもない。
　銀の髪に赤い目、火傷だらけの身体により、解る人が見ればドワーフでは無いとわかるだろう。

　オウファンは、ユーシズ魔導公国の西区に、"黒熱（イグナイト）"という名前の工房を構えている。
　腕は一流、武器も防具も、細かい細工も。強化加工も可能で、イグニダイト鋼を扱い、イグニダイト加工ができるとても希少な人物である。
　しかし、彼の作品を手に出来る者はとても少ない。
　工房は簡単には通れない路地にあり、治安の悪さも相まって、そもそも、多くの人物はそこには辿り着けない。
　辿り着いたとしても、オウファンが気に入った……"熱"を感じる相手でなければ、依頼は受けてくれないのだ。

　裏を返せば、「オウファンの武器や防具を手にしている」人物は、相当の人物と言える。
　余程の実力者か、"熱"を気に入られたか……何にせよ、名誉であることに違いはないだろう。


　オウファンは、過去をあまり語らない。
　ダークドワーフである時点で、楽な道では無かったことは確かだろう。
　彼のことで分かるのは、元々ユーシズの国民ではない、腕利きの鍛冶師であるということぐらいだ。

　だが、少しだけ。常連客に口を滑らせたことがある。


　「儂ァ、"熱"を求めてる。……むかァし、言われたことがあってな」
　「……ダークドワーフの炎は、業深い炎でな。人として剣に見放され、バルバロスの炎を盗んだ簒奪者だ」
　「生きるのは楽じゃねェ。……でもなァ、それでも求めるモンがあって、集落を出たんだ」

　「その時……儂を助けてくれた恩人が、こう言った」
　「『"熱"はそいつを裏切らねぇ。だから、人を見るなら"熱"を見ろ。お前も"熱"を持ち続けろ』……ってな」

履歴

2d+1d+2d+1d+1d+2d>31 (2D6+1D6+2D6+1D6+1D6+2D6>31) ＞ 10[6,4]+5[5]+12[6,6]+3[3]+2[2]+9[5,4] ＞ 41 ＞ 成功
※器用&精神は2d+6


■防具職人
○防具作成、防具強化を7割で行える。

・防具強化判定/器用度
・防具作成判定/器用度
・鉱物知識判定/知力
・宝物鑑定判定（防具）/知力


■武器職人
○武器作成、武器強化時を7割で行える。

・武器強化判定/器用度
・武器作成判定/器用度
・鉱物知識判定/知力
・宝物鑑定判定(武器)/知力

■鍛冶師
○金属製で魔法の物品じゃないアイテムを作成可能。

・鍛冶判定/器用度
・鉱物知識判定/知力

■付与術師
○魔法の武器、魔法の鎧、マナタイト、妖精の武器、アビス強化に加え、魔法のアイテムの作成を7割で行える。

・宝物鑑定判定/知力
・魔力付与判定/知力

■宝飾師
○貴金属や宝石の加工が行える。

・宝物鑑定判定/知力
・宝飾制作判定/器用度
・鉱物知識判定/知力


■一般技能ポイント表

・case-1
　セッション中+1P　固定ポイント+2P　収入表+3P
　武器職人 5レベル→6レベル　消費5P　残り1P

・case-2
　セッション中+1P　固定ポイント+2P　収入表+3P
　武器職人　6レベル→7レベル　消費6P　残り1P

・case-3
　セッション中+1P 固定ポイント2P　収入表+1P
　付与術師　3レベル→4レベル　消費3P　残り2P

・case-4(特例)
　セッション中　宝飾師（ジュエラー）習得、防具職人+2　残り0P
　セッション中+1P 固定ポイント2P　収入表+3P　残り6P
　
・case-5
　固定ポイント2P　収入表+4P
　武器職人 7レベル→8レベル　消費7ポイント 残り5P

・case-6
　固定ポイント+2P 収入表+1P
　武器職人　8レベル→9レベル　消費8ポイント　残り0P

・case-7
　固定ポイント+2P 収入表+2P
　成長なし　残り4P

・case-8
　固定ポイント+2P 収入表+3P
　武器職人9レベル→10レベル

・case-9
　固定ポイント+2P 収入表+3P
　残り5ポイント



〈至らぬ王者の剣〉
　未完成の王者の剣です。
　ダークドワーフの秘宝であり、ダルクレムに献上された〈王者の剣〉の秘められたもう一振りです。
　それは未完成であり優れたイグニスの鍛冶師の手にわたり悠久の刻と共に未だに鍛えられ続けています。
　現世の鍛冶師はその一生をかけて鍛え、継承されていきました。
　かつてのラファルアイゼンの忠臣がその継承者であり、ラファルアイゼンが人に敗れて魔剣を失ったときに先代から継承された〈王者の剣〉でその命を繋ぎ止めました。それは継承者として禁忌ではあったものの、それを手にしたことで、失った生来の魔剣の代わりとなっていました。
　ラファルアイゼンは己は〈王者の剣〉を振るう器ではないと悟っており、己に出来ることは一生をかけてその〈王者の剣〉を鍛えさせることでした。そのために多くの鍛冶師を集め、鍛え続けています。
　いずれあらわれる王者と、それを鍛えることができる鍛冶師を探しています。
　（蛮族にとっての王者とは、王の血筋ではなく最強の力を意味します）

　ソード１H/２H/真２H＝必筋：２０/２５/３０　威力：６０(1H)/８０(2H)/１００（真2H）　C値：９　追加D：＋３　命中：＋２

◯黒炎の遣い手EX
　この剣を手にしたキャラクターは、種族にかかわらずに2.0式の[黒炎の遣い手]を習得します。（冒険者レベルによる成長をします）
　種族がもともとダークドワーフのキャラクターが使用する場合はリスクを倍にすることで、受けられるダメージ上昇と防護点減少が2倍とすることができます。

◯形状変化「雌剣/雄剣」
　王者の剣は、１Hと２Hの形態があり（１H両/２Hではある）
　１Hにする場合、形状が２つに分かれ、両手にもつことができます。

　※物語上2つに分けて、オウファンさんはその片方を1H両手/2Hで使う想定でいます。

　「王者でないもの」と鍛冶師はこの真２Hの形態を使用することはできません。
　この機能は、〈至らぬ王者の剣〉が真に失われないように、片方だけを残すための保険のような機能です。

◯王者の剣
　王者にふさわしいものは、２Hの状態でこの剣を振るうことができます。
　あらゆる武具を扱うことができ、大地を斬り、海を斬り、空を斬る事を身に付けた者が、その全てを用いて切り裂く最強の奥義です。
　「王者でないもの」と鍛冶師はこの奥義を使用することはできません。

セッション履歴

収支履歴