容姿・経歴・その他メモ

身長

160数センチ

髪

葦毛

瞳

白

肌

白

経歴

忘れられないほど美味しいものをしっている
求婚されたことがある
身体のどこかに刺青がある

「私はウカノ。この通り山に生きる霧の民でね。この山のことであれば多少は力になれるだろう」
「雨は恵みを、霧は惑いを。天候にはそれぞれ大切な意味がある。……この地に、正しくそれらが訪れますよう」
「この地は呪われている。満たされぬ死がある。救われなかった命がある。ただ見ているだけ、というのは歯がゆいものだよ」
「種から芽が出ていずれ花が咲くように、子供達には未来がある。花が綺麗に咲くように導くのは、私達の役割ではないかね」
「色々な作物を育ててきたが、特に稲が好きでね。穂が実り、天と大地の恵みを享受するとき、少しだけ満たされた気持ちになるのだ。君も一緒にどうかね？」



　ティオテス山岳の湖、「霧の山海」から流れる川の下流付近にあるミストエルフの集落の出身の女性。
　お米とお酒と野菜が好きで、稲作を中心に農業に勤しんでいる。
　"慈雨神"フェトルの神官でもあり、排他的なミストエルフには珍しく慈悲深い性格であり、この地に訪れたばかりの調査団や農夫、子供達に無条件で協力をしている。


　調査団とは、霧の山海を調査するために開拓村ハイドラードが興されたことで、集落の代表として村の様子を見に来て以降、数十年間もの間、関係が続いている。
　ティオテスの伝承をある程度知っており、何十年も農業をやってきただけあってこの地の土壌にも詳しいうえで、惜しみなくそれらを共有するため、開拓村の人々からの信頼は厚い。

　しかし、ミストエルフの多くは排他的であるため、集落全体が全面的に協力しているというわけではなく、余程のことが無ければ他のミストエルフ達は干渉しない。
　ハイドラードに協力するミストエルフは基本的にウカノ一人だけであり、どちらかと言えば「例外」なのだ。


　開拓村の子供達には農業だけではなく最低限の教養を教え込む教育者（先生）としても好かれている。
　この数十年で「大きくなったら先生と結婚する」と言い出した教え子たちは両の指では数え切れぬほどらしい。
　最も、多くの子供達は学んだうえで、マギテック協会や冒険者ギルドの伝手で村の外に出ることを望み、離れていってしまうのだが、ウカノ自身はそれも含めて子供の成長だと考えている（離れていくこと自体は寂しい）

　また、酒好き（果物酒、濁酒、甘酒、清酒、吟醸酒。どれもこれも好み）ではあるが、子供達の前では「先生」でありたい、と格好をつけるため、制限している。
　……お酒に酔うと一変し、ウカノが目指す「しっかりした先生」ではなくなってしまうからだ。

履歴

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