容姿・経歴・その他メモ

身長

230～

髪

？

瞳

黒

肌

緑

経歴

自殺を試みたことがある
異種族の街で育った
大ゲンカをしたことがある

「うはははは！元気ねぇなぁ！ま、明るく行こうや、その方が楽しいでよ」
「オレの名はストゥーシー・アクヴェンス！"渡り蟹竜"のストゥーシー……んん、良い響きだ！」
「気ぃつけるでよ！オレの武器は自慢じゃねぇけどどこいくかわかんねぇんだ！当たっちゃったらあぶねぇかんな！」
「うはは、気になるかぁ？このカニはオレの相棒、その名も『イツキ丸』だ！遠く離れたアルフレイムにゃ、『五輝星』とかいうめちゃくちゃうめぇカニがいるらしいでよ、それにあやかったんだ」


　微妙な訛りが目立つ、天然で明るいリルドラケンの男性。
　巨大な騎獣カルキノス、「イツキ丸」に跨り、大きな武器をぶんぶん振るう豪快な戦い方が特徴的。
　ちなみに「イツキ丸」とは、アルフレイム大陸北部ウルシラ地方沿岸にて極めて稀に発見される超高級美味カニの名前からとっているという。「幸運を呼ぶ蟹界の星」という二つ名もあるとかなんとか。


　ストゥーシーの一族は流れの商人であった。彼もそんな親に倣って自然と商人の道へと進む。
　しかし、ストゥーシーは商人としての腕はともかく、運の無い男だった。

　明るい男であり、なんだかんだと笑い飛ばしながら生きていたが、それを凌駕するほどの酷い不幸に見舞われ、詐欺、強盗、蛮族や魔神の大襲撃による大怪我……借金に借金を重ね、どん底に転がり落ちてしまった。

　そんな彼がついに人生の終わりかと死を覚悟し、傷だらけで転がり込んだ洞窟……後から魔動機文明時代の遺跡と知ったその場所で出会ったものが、彼の相棒であるカルキノス「イツキ丸」であった。

　不幸不運の連鎖の中、大戦力となるイツキ丸という幸運を手にしたストゥーシーには、「カルキノスと共に旅をして行商をする」ことで野盗などに襲われることも無くなり、借金もすべて返済して生活が安定し始めたことで新しい一歩を踏み出す余裕が生まれ始めた。

　そんな彼に飛び込んできた依頼が、「アルフレイム大陸へ向かう魔動船の護衛」だったのである。

　商人として、新たな航路の開拓や、交易における「護衛」の重要性は誰よりも理解している。
　アルフレイム大陸とケルディオン大陸の交易により、どれだけの人の生活が豊かになるのだろうか。
　自分がその力となれたのなら、どれだけ誇らしい事なのだろうか。

　そう思った頃にはもう、ストゥーシーはイツキ丸を走らせていた。

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収支履歴